MBDVidiaはCAPVIDIA社の製品でQIF(Quality Information Framework)やSTEP AP242を代表とする3DA/MBDに対応したCADデータを読み込み、幾何公差や注記、記号などを含むPMI(製品製造情報)と3Dモデルを同時に表示するPMIエディターです。
PMIの編集やMBDとしての正確性チェック、また検査結果をまとめるための入出力機能などにより、MBDモデルの活用に大きな役割を果たします。
基本機能
【3D CADモデルインポート機能】
QIFやSTEP AP242にも対応
【ビュアー機能】
モデルに加えCAD上で定義された注釈も表示
ー 回転、ズーム、パン
ー PMIの選択表示
ー 最適化された視点の生成
ー CADで保存したビューでの表示
【プロジェクトツリー機能】
読み込んだデータをツリー形式で表示
ー モデルツリー
ー PMIツリー
【対応するCAD形式 (モデルのインポートのみを含む)】
3DXML 3MF ACIS CATIA V4/V5/V6 DXF/DWG IGES Inventer
JT NX Parasolid Pro/E, Creo QIF SolidEdge SolidWorks
STEP STL VDA-FS XCGM
※3DA/MBDモデルの読み込みにはQIFを推奨
MBD Ready Check機能
MBDモデルの“平面”や“円筒”などの形体に、幾何公差や従来寸法公差などの属性情報が正しく付与されているかを(マシンリーダブル/セマンティックなPMI)チェックする機能
属性情報が正しく付与されていない箇所は自動的に抽出され、修正作業に役立つ
特性表機能
MBDモデルに定義された、幾何公差や従来寸法公差などのPMIを、スプレッドシート形式で一覧表示
特性表の項目を選択すると、該当する形体にズームインし相当するラベルがハイライト
MBDVidiaの品質保証工程での利用
- Excel検査表の作成
測定結果を記入する検査表として、PMIなどが記載された特性表をExcelファイルとして出力
保存された全てのビューは、Excelファイルへ検査表と共に別シートとして出力され、関連する項目をクリックすることで表示
PMIから検査表を自動生成することで、作成の手間を減らすと同時に、測定項目の漏れを防止
実際の測定位置を保存ビューにより確認することで、測定の間違いも防止
- 測定結果の読み込み
測定装置から出力された結果をExcelファイルのそれぞれの検査項目に保存
MBDVidiaの特性表に検査表ExcelファイルやQIFファイルから結果を読み込み、測定結果を表示
- 統計管理(SPC)
量産品の測定結果から、管理図、Cpk、Ppkなど統計データを計算
計算した結果はMBDモデルと関連付けられ、表示可能
QIF形式を用いれば、測定結果も保存可能
MBDVidia/MBDConnectカタログダウンロード
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